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メタボリックシンドロームの診断基準は?その25

メタボリックシンドロームの診断基準に気まずいぺんぎん
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)診断基準には、まず腹囲(ウエストサイズ)が使われます。

  男性:85センチ以上
  女性:90センチ以上

これに加えて、血圧、血中脂質、血糖の3項目のうち2項目の数値が高い人がメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に該当することとなります。3項目のうち1項目だけの場合は予備軍ということになります。

米国の診断基準を見てみると、血糖値は110以上が基準値とされています。糖尿病の診断基準が126以上であるのに対し、110以上は「境界型」ということになり、糖尿病予備軍を指すことになります。

また、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)診断基準で血圧は最大血圧が130、最小血圧は85以上となっていて、高血圧の診断基準(最大血圧140、最小血圧90以上)より低く設定されています。

どちらも診断基準を低く設定することで、「糖尿病」や「高血圧」と診断される前に治療を始めようという狙いもあるわけです。
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