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メタボリックシンドロームの診断基準は?その35

洋ナシ型肥満メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の米国での診断基準のうち、腹囲(ウエストサイズ)は、男性で102センチ超となっていて、日本人男性は85センチ以上ですから、米国よりもかなり厳しく設定されていることになります。
一方で女性の基準が、米国では88センチ超となっていて、日本人女性は90センチ以上ですから、こちらは米国より緩い設定となっています。

これらの数値設定は、内臓脂肪の面積と、高血圧、高脂血症など危険因子の関係を画像診断などから調べた国内調査の結果をもとに行われました。

リンゴ型肥満しかし、この調査について、「妥当ではない」との意見も多いようです。
その理由として、

 ・数百人の調査ではデータが少なすぎること
 ・危険因子を一つ持つ場合の内臓脂肪面積から数値を算出していること

があげられています。
たしかに、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は「血圧、血中脂質、血糖の3項目のうち2項目の数値が高い人」が該当するのですから、危険因子一つの内臓脂肪面積からの判断では正確ではないような気もします。

このようなことから、「腹囲85センチ以上という数値には科学的根拠がなく、不必要に患者を増やす恐れがある」と指摘する声があるのです。

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)診断基準の数値が少し違うだけで、対象となる人数が大きく変わってきますので、さらにデータ収集を進め、適切な基準となってほしいものです。

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