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メタボリックシンドロームとは?その15

メタボリックシンドロームは英語表記にするとMetabolic Syndromeです。
メタボリックは「代謝」を意味し、内臓脂肪が原因で体の代謝のバランスが崩れることを表しています。1980年代に提唱された概念で、「シンドロームX」などの呼び名もありました。2001年に米国の診断基準が公表されています。

メタボリックシンドロームで入院

お腹、とりわけ内臓の周囲に脂肪が溜まり、脳卒中や心筋梗塞などの重大な病気になる恐れが高い状態を指します。内臓脂肪の蓄積がもとで、高脂血症、糖尿病、高血圧のような複数の疾患を併せ持った状態のことをいいます。

このメタボリックシンドロームは、動脈硬化がもとで引き起こされる心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症などの循環器病を引き起こします。

高血圧や糖尿病など生活習慣病の引き金となるほど、内臓の周囲に脂肪が蓄積した状態で、2005年4月に日本内科学会が診断基準を示したことで病気の概念として定着しました。

メタボリックシンドロームの背景として次の3点が深く関連しています。

 ・遺伝的要因
 ・加齢

 ・偏った食生活
 ・運動不足
 ・ストレス
 ・飲酒
 ・喫煙

この中で対応が可能なのが、下の5つ。つまり生活習慣の改善ということになります。早期に改善することが重要とされています。
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メタボリックシンドローム