メタボリックシンドロームとは?その2
厚生労働省の最近の発表によると、中高年男性の2人に1人は「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」か、その予備軍といわれています。
血糖値や血圧がちょっと高いくらいだけど・・・。
肥満というほどではないけど、おなかは出てきたなぁ・・・。
このように、個別に1つ1つを見ると大したことがなくても、これらが重なると、心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞になりやすいことが分かってきています。
動脈硬化は、血圧、血液検査の数値やウエストサイズを総合して判定するのが一般的です。
心筋梗塞や脳梗塞は、心臓や脳の血管が詰まり命にかかわる病気です。血管が狭くなったり、もろくなったりする動脈硬化によって引き起こされます。
糖尿病と高血圧、高脂血症、肥満の4要素は、いずれも動脈硬化の要因として知られています。これら4要素が重複すると心筋梗塞などの危険が一気に高まることから「死の四重奏」という異名もあります。

以上のことから、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は、糖尿病や高血圧などが軽い場合でも、併せ持つと動脈硬化が進みやすいことを示した考え方といえます。欧米では、心筋梗塞や脳梗塞の恐れが3倍程度に高まるとの報告もあります。
これまでは、肥満や太りすぎの判断基準と言えば、「肥満度指数(BMI)」という数値が使われてきました。
体重を身長(メートル)で2回割って求められた数値が、25以上なら「肥満」、25〜18・5は普通、18・5未満は「やせ」ということになります。
しかし、このBMIは筋肉量が多い人も高くなってしまいます。ですから、これだけでは脂肪のことが正確には分からないことになるのです。そこで、国際的にメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が注目されるようになってきたわけです。
日本の基準は裏づけとなるデータが足りない、という批判もありますが、溜め込みすぎの内臓脂肪に関する事実の解明はどんどん進んでいます。
血糖値や血圧がちょっと高いくらいだけど・・・。
肥満というほどではないけど、おなかは出てきたなぁ・・・。
このように、個別に1つ1つを見ると大したことがなくても、これらが重なると、心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞になりやすいことが分かってきています。
動脈硬化は、血圧、血液検査の数値やウエストサイズを総合して判定するのが一般的です。
心筋梗塞や脳梗塞は、心臓や脳の血管が詰まり命にかかわる病気です。血管が狭くなったり、もろくなったりする動脈硬化によって引き起こされます。
糖尿病と高血圧、高脂血症、肥満の4要素は、いずれも動脈硬化の要因として知られています。これら4要素が重複すると心筋梗塞などの危険が一気に高まることから「死の四重奏」という異名もあります。

以上のことから、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は、糖尿病や高血圧などが軽い場合でも、併せ持つと動脈硬化が進みやすいことを示した考え方といえます。欧米では、心筋梗塞や脳梗塞の恐れが3倍程度に高まるとの報告もあります。
これまでは、肥満や太りすぎの判断基準と言えば、「肥満度指数(BMI)」という数値が使われてきました。
体重を身長(メートル)で2回割って求められた数値が、25以上なら「肥満」、25〜18・5は普通、18・5未満は「やせ」ということになります。
しかし、このBMIは筋肉量が多い人も高くなってしまいます。ですから、これだけでは脂肪のことが正確には分からないことになるのです。そこで、国際的にメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が注目されるようになってきたわけです。
日本の基準は裏づけとなるデータが足りない、という批判もありますが、溜め込みすぎの内臓脂肪に関する事実の解明はどんどん進んでいます。