メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)5

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は、簡単に言うとおなかに脂肪がたまることですが、これに該当する中高年が、予備軍も合わせると約2000万人にも及ぶと厚生労働省が発表しました。

メタボリックシンドロームのペンギン

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は、心筋梗塞(こうそく)や脳卒中を招くとされ、厚労省も対策に乗り出しました。しかし、診断基準の妥当性や治療のあり方にはまだまだ問題がありそうです。

内臓脂肪は、皮下脂肪とは違って、内臓の周りにたまる脂肪です。近年、日本人の食生活が豊かになりましたが、その一方で、クルマ社会の浸透などによる運動不足で、内臓脂肪が増える肥満が問題になり、日本内科学会が関係学会と2005年4月に診断基準を統一しました。

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